■大下容子アナの昇進もSDGsを意識?

 SDGs(エスディージーズ)とは「持続可能な開発目標」の英語での略称であり、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標だ。

 SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されており、17の目標には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」といったものがある。

 テレビ各局もSDGsには熱心に取り組もうとしており、TBSでは2020年11月23日から11月29日の1週間を「SDGsウィーク」として、世界や日本国内で進むSDGsの取り組みを紹介するなどした。

 また、テレビ朝日も「コンテンツを通じた社会貢献」や「環境保全」「働き方の多様化、女性の活躍推進」といった目標を掲げ、SDGsへの取り組みを公式サイトでも発信している。

「テレビ朝日の大下容子アナ(50)は、昨年6月の人事で役員待遇になることが発表されましたが、これもテレビ朝日が掲げる“女性の活躍推進”という取り組みへの一環なのかもしれません。日本テレビが水卜アナをどんどん重要なポジションに抜擢しているのも、SDGsが絡んでいる可能性もあります。

 ただ、SDGsについてはテレビ局も真摯に取り組んでいますが、それ以上にスポンサー企業がSDGsに熱心でテレビ局サイドにもその姿勢を求めてきているんです。そのため、大食い番組がテレビから消える可能性もあるんです」(前出の民放キー局関係者)

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