丘みどり「『愛の不時着』や韓国ドラマは一度ハマったら…」ズバリ本音で美女トークの画像
丘みどり

 大型歌番組だけでなくバラエティ番組や旅番組などでもその姿を見かける丘みどりさん。大忙しの彼女が、この状況下でどんな過ごし方をしていたのか? 本誌だけに語ってくれたその内幕を明らかにする!

――2020年はデビュー15周年という記念すべき年でしたが、コロナ禍で演歌歌手としての本来の活動ができなかった一年になってしまいましたね。

丘 そうですね。多くの歌手の方がそうでしたが、私も何回か配信ライブをさせていただきました。お客様が目の前にいないせいか、手応えがなくて不思議な感じだなって最初は思いました。でも、コンサートだとステージと客席が離れていて私の細かな表情が分かりにくいですけど、配信だとカメラをグッと私の顔に寄せたりとか、配信だからこそできる演出がいろいろあって無限の可能性を感じたんです。2回目の配信ライブからは、毎回テーマを変えてやらせてもらいました。

――どんなテーマか教えてください。

丘 たとえば、ライブのサブタイトルが『雪華』のときは冬に聴きたい名曲を4曲ぐらい集めて、それを物語仕立てにする、というふうに“歌”だけではなく、1曲ずつ演技をつけたりしました。

――新しいライブの形を模索されているんですね。

丘 新しい可能性を感じたので、コロナが収束して、以前のように普通にコンサートができるようになっても配信ライブは続けていきたいなって思います。

――一方で、丘さんのユーチューブ公式チャンネルでも新たな動きがありました。

丘 はい、このコロナ禍で予定していたイベントやコンサートができなくなって、15周年の記念にライブ以外で何かを皆さんに届けられないかな、という思いから、「全力!○○」という企画を始めました。

――その第一弾が「全力!ドミノチャレンジ!」。

丘 15周年ということでドミノを1万5000ピース並べようという企画で、ドミノを1つ1つ並べているあいだに、いろんな人のことを思い浮かべて、感謝の気持ちを乗せられるんじゃないかなって思ったんです。私って細かい作業とか集中力を長く続けなきゃいけないことが一番苦手で(苦笑)。だから、こんなときだからこそ、自分が一番苦手なことをしてみたら、何か乗り越えられるんじゃないかなって気持ちもあったんです。

――「15周年」と「感謝」という文字のデザインに並べましたが、実際にやってみていかがでしたか。

丘 準備に2日間、計18時間かかって、すごく大変でした。マネージャーさん、メイクさん、私の3人で並べたんですけど、ずっとかがんでいたんで、みんな、肘と膝に青タンができてしまったくらいでした(笑)。

――すごく大変でしたね。

丘 積み重ねていけばいくほど、「コレ、今倒れちゃったら……もう無理やな、また最初からやるなんて精神力はないよ」って思いながら、『鬼滅の刃』(集英社)じゃないけど、“全集中”でやり遂げましたね(笑)。

――並べ終えてからドミノが倒れていくさまをそばで見ていて、いかがでしたか。

丘 メチャクチャうれしかったです。鳥肌が立ちました(笑)。でも、2日間かけて一生懸命作ったのに、それが2分間ぐらいで終わっちゃったので、はかなさをちょっと感じましたね。

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