■サンド無名時代の逸話も披露

 これに柴田は無言でうなずき、富澤が「まだ2本目やってないのに」と、柴田は1本目を見ただけで優勝を確信してくれたと説明。一同は「かっこいい!」「(結果が)見えた?」などと、優勝を予言して的中させた柴田を称賛した。

 しかし、柴田は「いや、(放送を)途中から見ていて、2本目だと思ってたの。“やべぇ、まだあんじゃん”って。すげえ申し訳ない」と告白。ただの勘違いだったことに、伊達は「おい!」とツッコんで大爆笑。富澤も「ウソでしょ?」と驚いた。

 続いて、伊達は、柴田に憧れるようになったエピソードとして、『M‐1』優勝2年前の無名時代、同局の深夜番組『虎ノ門』で、初めてアンタッチャブルと共演したときのことを語り始めた。

 伊達は生放送を終えた深夜2時半ぐらいに、柴田に「この後、あいてる?」「めし行こうよ」と、初めて誘われたと回顧。続けて、「もう、東京勢で次に『M‐1』獲るのはサンドウィッチマンしかいないと思うから」と、柴田に励ましてもらったと明かした。さらに、伊達は「ごちそうになって、タクシー代までくれた」「かっこいいんすよ」と振り返り、他の事務所の後輩なのに仕事がなかったサンドウィッチマンの面倒を見てくれたことが、柴田に憧れるようになった理由だった語った。

 すると、柴田が「逆にサンドも、俺たちが復活したときに、一番初めに連絡くれた」と、2019年11月29日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で約10年ぶりに漫才を披露したとき、サンドウィッチマンの2人が車を止めて車中のテレビで見てくれたと感謝。伊達は「泣きました正直。感動して」と語った。

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