■春日は得意だが、若林は苦手

 佐久間Pは「メンタルが強くて、スベんのも全然大丈夫っていう人とかすごく向いています」として、春日の名前を出した。実際、20年5月19日の『あちこちオードリー』(テレビ東京)で春日は「人数が少ないほうが得意」「いまの状況がスゴくやりやすい」としていた。逆に、相方の若林正恭(42)はボケるべきかマジメにやるべきかの空気がつかめないことを嘆き、「早くスタジオでみんなに会いたい」としていた。

「オードリーの2人は、『ヒルナンデス』で、カメラ内で極端に距離をとって春日の顔をドアップにしたり、画面の隅っこにちょこんと映ったりと“ワイプ芸”を披露していていたんですが、若林は春日の4メートル後ろで待機していた状態で変顔“鬼瓦”をしていたのに、実際のオンエアではドアップで映っており“血の気引いた”と、『あちこちオードリー』で嘆いていました」(前出の女性誌記者)

 ちなみに佐久間Pは、『有吉の壁』(日本テレビ系)のような、絶対的なMCと出演者で盛り上げるスタイルの番組はリモートでもうまくいくと解説。逆に、クロストークの番組の場合は「まだぶつかっちゃったり、それぞれの出演者も慣れてないのもあって試行錯誤でやってる」としていた。リモートが普及し始めた時期の話なので、現在では少し変わったかもしれない。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4