■リモート映えする芸人や、リモート漫才を生み出した芸人も

「画面映りの良さも、リモートでは大きい。たとえばバイきんぐ小峠英二(44)は、20年5月29日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、知り合いのディレクターに“リモートはハゲが映える”“画力的な、ハゲは眼がいっちゃう”と画面映えのよさを評価されたそうです(笑)」(制作会社関係者)

 また、インターネットやネット配信に慣れている「お笑い第七世代」は、リモートでもやはり強い。特にEXITは、リモート収録だからこそできる生漫才を5月6日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)と、公式YouTubeチャンネル『EXIT Channel』で披露した。

「リモートだと会話がズレてしまうのを利用し、りんたろー。(34)がミスをするたびに兼近大樹(29)が“被り気味ギミギミックになってるから!”“ツッコミがボケを追い越してるよ!”と、ツッコミ続けるという内容です。5月7日の『EXIT Channel』によると、りんたろー。が“(ズレるなら)最初からズラしてこうぜ”というアイデアで生まれたことを明かしたほか、“台本を見えないようにiPadの下に置いてた”と、リモートならではの利点を生かしたこともしていますね」(前同)

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