■夫の不倫を忘れさせる三田寛子の弁明力

 4年前の不倫発覚時には夫を厳しく叱責したという三田だが、今回は叱りはしないとしつつも、「よく(夫の)母親みたいだと言われますが“私はあなたの母親じゃない!”と言いたい」と、夫を子どもにたとえて、とがめるところはしっかりととがめるのだ。

 そして、三田は3人の子どもたちを話に出してくる。

「子どもたち3人は、父・芝翫さんに三田さんにちゃんと謝るように促したといい、その様子を見て三田さんは、子どもたちの成長を感じたと話します。ここで子どもたちの話を持ってきて、子どもたちも事情を理解していて家族の修復に向けて応援してくれている、と明かすことで、家族の絆がいかに強いかをうかがわせるんです。

『週刊文春』の記事を読んで読後感として残るのは、“中村家の絆がいかに深く素晴らしいか”ということで、“あれ? 芝翫さんの不倫ってなんだっけ?”となってしまうんです。これは、4年前の不倫のときもそうだったんですよね」(前同)

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