■地方からの逆襲を狙っていた?

 宮迫をCMに起用し、実際にテレビ東京で放送されたことが話題になったファッション通販サイトの「ロコンド」。同社の田中裕輔社長(40)は、5月14日に『ロコンドチャンネル』で公開した動画『【削除覚悟】ヒカル宮迫CM中止?ヒカ迫MC番組?テレビ業界の忖度&圧力と戦います。』で、宮迫をMCに起用し、ヒカル(29)も出演させる、ロコンド一社提供の番組を制作する意向を明かしていた。

「後に宮迫さんは、相方の蛍原徹さん(52)が待つ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)への復帰を第一も目標にしていることから辞退し、計画から離脱しました。ただ、ロコンドのように、宮迫さんの味方になってくれるスポンサーが、『アメトーーク!』に気を遣うならと、キー局ではなく、地方局で放送枠を買い上げて、MC番組を持たせるのではないか、との話もささやかれていました。またキー局と地方局だと、かかる資金面も大きく違う。放送枠を買うにしても、地方局の方が遥かに安価ですよね。

 地方局もキー局とコンプライアンスの基準は変わらないものの、宮迫さんはロコンドのCMのほか、2020年12月28日深夜に放送された『クイズピンチヒッター』(フジテレビ系)で、テレビ電話越しながら地上波の番組に“復帰”しており、YouTubeを始めた頃とは世間が見る目も変わってきていますよね」(前出の民放キー局関係者)

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