■木村も認めるプロデュース力

 長瀬は、TOKIOで唯一木村とプライベートの交流があったのだが、木村は「単車のことでいったら智也のほうが先輩」と明かし、木村のために長瀬がバイクを選んでくれたことを振り返った。

「木村が欲しいバイクを長瀬に相談したら、“アリですけど、アメリカのとあるアーティストはこの車体をこうやってカスタムして乗ってます”とわざわざ映像を送ったり、実際にバイクを買いに行った際に、木村の表情から“スイッチ入ってねぇな”と察し、2軒目の店を案内してくれた、というエピソードを語っていたんですが、実は、長瀬には入念な計画があったんです」(前出の女性誌記者)

 長瀬は木村の第一候補のバイクは「多分(実物を)見たら違うだろうな、と先に予想していた」と言い、「2軒目もうアテンドしてたんで、アポ取ってたんですよ」と、木村の嗜好と考えを先読みしていたことを明かした。それを聞いて木村は「このサービス精神、ハンパないっしょ!」と、うれしそうな表情を浮かべていた。

「長瀬は、先輩である木村のバイクの好みを把握して、1軒目だけでは100パーセントハマらない、ということを予想していた。そのため、周到に2軒目の別のバイクを用意していたわけです。こうした段取り、様々な事態に対応する能力というのは、衣装や舞台、音楽のような裏方の作業にも通じるものがあるのではないでしょうか」(前同)

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