■日テレで「放送しない」怪!

 黄金期のメンバーが揃っての完全復活。ただ、日本テレビでの放送や配信がないことが今までと大きく違う。

「土屋氏が編集長を務めたVOD(ビデオ・オン・デマンド)『第2日本テレビ』で、『電波少年的懸賞生活2009』などシリーズ関連作の配信が行われましたが、やはり日テレが関わっていますよね。今回いきなり、日テレが『電波少年』に関わらなくなったのは、松本さんや松村さん、また番組出身者の有吉さんも知らなかったであろう会議の存在があるそうです」(放送作家)

『電波少年W』の始動にあたって、土屋氏は当然、日本テレビと話を進めたという。

「日本テレビ本体ではなくですが、土屋氏は日テレの子会社・HJホールディングスが運営する動画配信サービス『hulu』との打ち合わせを行ったといいます。huluでは『電波少年』シリーズの過去の企画も配信していますし、新作もここでやるというのは、自然な流れです。ただ、その打ち合わせで問題が生じたそうで……」(前同)

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