■バラエティのノウハウゼロに呆れ
土屋氏は、『電波少年』シリーズだけでなく、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』など、日テレ史に残るバラエティ番組に携わってきた名演出家。
「土屋氏は、バラエティ番組制作のプロ中のプロ、レジェンドです。そんな土屋氏が、huluスタッフと『電波少年W』の初回打ち合わせに臨むと、彼らがバラエティ制作における言葉やノウハウをほぼまったくと言っていいほど理解していなかったそうで、土屋氏は呆れて、その場でhuluとの打ち合わせを打ち切ってしまったといいます」(前出の放送作家)
2020年12月17日付の『ORICON NEWS』のインタビュー記事で土屋氏は「WOWOWさんから、“うちで『電波少年』的な番組をやりませんか?”とお誘いを頂いた」と話している。
「huluとの打ち合わせ決裂後に、WOWOWから話を持ちかけられて、放送が決まったのでしょうね。ただ、今までと違って地上波の日テレではなく、衛星放送という独立的立場とも言えるWOWOWでの放送ですから、それを活かした新たな過激企画が生まれるかもしれませんね」(前同)
令和の世に復活した『電波少年』はどんな企画を用意しているのか。放送が待ち遠しい!