■多くのアレンジをデビュー当時から

 実はその歌唱力は、佐藤の初主演作品『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)の時点から片鱗をのぞかせていた。佐藤は怪人に憑依され、複数の戦闘スタイルで戦うライダー『電王』を演じたのだが、各スタイルごとに怪人役の声優とデュオのキャラクターソングも歌っていたのだ。これらはいずれもCD化されている。

「『Double―Action』というタイトルで、フォームごとに曲調もガラッと変わるんです。ユーロビート調のアップテンポな楽曲、軽快なスカ調、演歌調、ラップ、アラビアンテイストと、多種多様なアレンジをそれぞれ佐藤はしっかり個性を出して歌っていました。また、終盤には『Real―Action』という佐藤のソロ曲も用意されていましたね。こちらは、主人公の良太郎(佐藤)の芯の強さを感じる歌声となっていて、やはり評判がいいです」(特撮ライター)

 映画やドラマで活躍してきた佐藤。30歳を迎え、YouTubeを始めたり新しいことにも意欲的に挑戦している。ぜひ、ステージで歌手として輝く佐藤の姿が見たいーー。

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