■借金がネタ化された芸人も
2020年の『キングオブコント』で3位になり、ブレイク前夜を迎えている空気階段の鈴木もぐら(33)は、もはや借金がアイデンティティになりつつある。
「もぐらは、借金が700万円あることを肩書のようにしていて、事あるごとに公言しています。借金の原因もギャンブルと風俗とあって、稀代の“クズ芸人”との呼び声もあります。そんなもぐらですが、妻子がいるんです。ただ、2020年3月放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でもぐらは、結婚後も利子で借金は刻一刻と増えていて、いまだにコツコツではなく、一発当てて返してやろうと思っていると語っています」(前出の芸能記者)
借金をもネタにしていしまう芸人は他にもいる。
「2019年の『R-1ぐらんぷり』ファイナリストの岡野陽一(39)です。岡野も借金関連のエピソードで知られていて、同年11月のYouTube動画『【岡野陽一】車の事故と首吊り警告 知られざる借金生活の全容【SKE48福士奈央の芸人もういっちょ 特別編】』で、28歳で消費者金融から借り入れができなくなり、芸人から借りるスタイルを取っていることを明かしています。
借りた金額は約1000万円にもなるといい、2020年11月のYouTube動画『借金1000万あってこんなに楽観的に生きれる人いない『れんたるまにぃちゃん#4』【岡野陽一×債権者】』では、債権者をゲストに迎えてトークを行う強者ぶりを見せていました。
岡野は借金で完全に笑いをとっています。おかしな話ですが、今では、岡野にお金を貸したい人も出てきていますね(笑)。おそらく、なかなか返ってこないでしょうが……」(前出のお笑いライター)
やっさんが芸能界に残した借金王の遺伝子は、着実に受け継がれているようだ。