■唯一レギュラー2本の日テレ

「今回の『GoToラスベガス』の番組平均個人視聴率は第1部(18:30~21:00)12.7%、第2部(21:00~24:30)9.8%をマークし、11年連続で紅白裏で民放横並び視聴率トップを果たしたんです。

 DVDの売上も、『オリコン』のランキングではダウンタウンのDVD売上トップ20のうち、17本は全部『ガキ使』です。過去最高1位の売上も珍しくない。この優良コンテンツが終わるとなったら……古い付き合いの日テレとしては考えたくもないでしょうね」(前出の女性誌記者)

 ダウンタウンは84年に『ABOBAゲーム』(テレビ朝日系)で、初レギュラーを掴んでから21年現在に至るまで、数多くのバラエティ番組に出演してきたが、現在レギュラー番組が2本あり、かつ放送期間が最も長いのは日本テレビなのだ。

「日本テレビは89年スタートの『ガキ使』と93年スタートの『ダウンタウンDX』、TBSは14年スタートの『水曜日のダウンタウン』、フジテレビは15年スタートの『ダウンタウンなう』となっており、付き合いの長さで言えば、日テレがトップ。いまや紅白と並ぶ国民的コンテンツとなった『笑ってはいけない』が終わるとは考えたくないでしょうが……松本さんは人気の絶頂にあったフジの『ごっつええ感じ』を突然終わらせたこともありますからね」(前同)

 97年、フジテレビが放送予定だった『ごっつええ感じ』に替えて、ヤクルトの優勝決定試合を事前に松本に何の確認も取らずに放送したことに松本が激怒。周囲の説得に松本が応じることはなく、番組は終了することになった。

「ダウンタウンでいえば、浜田さんのほうによくキレるイメージを持つ人が多いと思うのですが、それは“松本がキレる前にオレがキレてる。松本がキレたときは終わり”ということらしいです。一度決断したことは曲げない、ということでしょう」(前同)

 本当に、2020年が最後の『笑ってはいけない』になってしまうのか……? 

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