■「SMAPvs嵐」を中心とした“J1vsJ2”派閥抗争
これまでジャニーズ事務所では、元SMAPチーフマネージャーで新しい地図の3人とともに事務所を去ったI氏と、ジュリー氏との間で派閥抗争があったと複数のメディアが報じてきた。
「当時は“SMAPvs嵐”という構図を中心に派閥争いが繰り広げられており、テレビ各局には派閥ごとに区分けした窓口がありました。名称もあり、“J1”がジュリー氏、“J2"がI氏。各局、必ず専属の担当者がつき、絶対に交わらないようにしていた。そのことで、テレビ局内にも派閥ができていました。ただ、I氏が2016年1月にジャニーズ事務所を離れ、明確な派閥も消滅しつつあった。
ところが、ここにきて“第2幕”が始まろうとしているのかもしれませんね。滝沢氏とジュリー氏には不仲説も報じられましたからね」(前出の芸能プロ関係者)
2018年8月の『週刊文春』(文藝春秋)では、滝沢氏とジャニー喜多川氏が、ジュリー氏に対していい感情を抱いていないと、あるジャニーズJr.の弁として報じている。また、滝沢氏とジュリー氏は「現場で目も合わせないほど険悪な仲だ」とも伝えている。
「同年9月の『週刊新潮』(新潮社)に滝沢氏が登場して不仲説を否定しましたし、現在は副社長と社長とで、ジュリー氏とは表向きは良好な関係にはあるようです。しかし、基本的な部分で滝沢氏はジュリー氏とは合わないとささやかれています。
今後次第でしょうが、IMPACTorsや美 少年、対するなにわ男子のデビューを巡って、ライバル関係が激化していけば……両者の対立は顕在化してくるかもしれませんね。また、各グループのファンの熱のある後押しが、それを助長させる可能性もあるでしょう。ただ、あまりいきすぎると、幸せなことが待っていないのはSMAPが証明していますよね……」(前同)
先にデビューを勝ち取るのは滝沢派とジュリー派、どちらのグループになるのだろうか!?