■具体的な数字を出したのはテレ東のみ
テレビ東京は「テレワークなどを更に積極的に活用して、社員の出社率2割、テレワーク7割を目指します。また、厳格なコロナ対応をとったうえで、番組制作を継続していきます」としている。しかし、他局の場合は「制作マニュアルを作り、リモートツールの使用や、スタジオ出演者の人数の見直しなどを行うなど、政府や自治体の指針に則り、感染防止を強化し番組制作、取材を行っていまいります」とする日本テレビのように、具体的な数値までは出していないのだ。
「実はテレ東は、20年4月には社員の出社率2割を目指し、15~20日までの4営業日を自主休業にして出社割合は平均約17%にしたりと、他局に比べて非常にスピーディに行動していたのが評価されていました。今年の1月7日に同局の30代の男性社員がコロナに感染したことを発表していますが、今後も意識を高く持ち続けてくれのではないか、という安心感はありますね。もちろん、それでも油断できないのが、コロナウイルスですが……」(前出の女性誌記者)
多くの芸能人も感染した新型コロナウイルス。テレビ局は、どう立ち向かうのかーー。