■NHKの英断
「恒松も、今回の『全裸監督』を機にさらにブレイクすると思います。しかし、事務所はともかくNHKがよく許してくれたな、という感じがします(笑)。
実は、恒松は21年前期のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に、ヒロイン(清原果耶)の幼なじみという役で出演するんです。『全裸監督』も21年に配信されることが発表されているので、さわやかなNHK朝ドラと、過激な『全裸監督』の両方で恒松の姿を見ることになるかもしれません」(専門誌記者)
朝ドラ女優のイメージを裏切る、あまりにも大胆な役を演じられると、NHKとしても困るのではないか……。お堅く、みなさまのNHKという立場があるだけに、そう思われるが、実はまったくそんなことはない。恒松どころではない大胆な前例があるのだ。
「20年の朝ドラ『エール』でヒロインを務め、同年の『第71回NHK紅白歌合戦』で紅組司会に抜擢された二階堂ふみ(26)ですね。20年11月、二階堂は映画『ばるぼら』に稲垣吾郎(47)とダブル主演しています。それがすごい作品で、生まれたままの姿で稲垣と水中でキスをするわ、全編通しておよそ8割の場面で、二階堂は惜しげもなく肉体を見せているんです。映画としては素晴らしい作品ですが、人を選ぶ過激な作品でした。それでも、NHKは問題なく紅白の司会という、その年を代表する大役を二階堂に任せた。その姿勢はあっぱれですよね」(前同)
民放に比べ、お堅いように見えるが“フルオープン”に対して非常に寛大なNHK。『全裸監督』だけでなく『おかえりモネ』で、恒松にはさらなる大ブレイクが期待されるーー。