■ディーン・フジオカ、三浦春馬につづき五代を演じるのは……

 吉沢が演じるのは、五代と同時代に活躍し、「日本資本主義の父」と称される実業家・渋沢栄一。2人は“西の五代、東の渋沢”と呼ばれ、日本の近代化を語る上で欠かせないことから、渋沢栄一の生涯を描く『青天を衝け』においても、恐らく五代は後半の重要なキーパーソンとなるはずだ。

「物語は栄一の幼少期、幕末時代からスタートするため、現時点ではまだ五代のキャスティングは発表されていません。2015年下半期に放送された朝ドラ『あさが来た』でも同様の時代が描かれましたが、同作ではディーン・フジオカ(40)が“スマートな五代”を演じて、一気にブレイクを果たしました。ディーンに春馬さんとくれば、次に演じる役者のプレッシャーは相当のものでしょう」(テレビ誌記者)

 重責がのしかかる大役。彼らに続いて五代を演じるのは、一体誰なのだろうか。

「個人的な予想になりますが、今回の大河は主演の吉沢を初めフレッシュな顔ぶれが中心だけに、五代役にはバランスをとって中堅の演技派を置くのではないでしょうか。

 NHKはお気に入り俳優を何度も使う傾向にあるので、昨年末に同局で放送された『岸部露伴は動かない』に出演していた高橋一生(40)、森山未來(36)、中村倫也(34)あたりの可能性は十分あると思います。

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