1月6日に放送された『1周回って知らない話&今夜くらべてみました 合体4時間SP』(日本テレビ系)で、その壮絶な自身の生い立ちを語った東山紀之(54)。
母が自宅玄関で男たちに土下座をして、そのかたわらの畳には包丁が刺さっている場面が、東山が1歳頃に見た光景だといい、今でもその光景が脳裏に焼きついて離れないという。
その後、東山は父と離婚した母と妹との3人で生活するようになり、神奈川県川崎市で他人の家の離れのような部屋で暮らしたとのこと。
その頃は、近所から残飯の豚足をもらい、腹の足しにしていたという。もちろん遊ぶお金など持っているはずもなく、親から渡された銭湯代でゲームセンターに通い、風呂は学校のプールに忍び込んでは済ませていたというから驚きだ。
母親は女手一つで子ども2人を養うため、朝から晩まで働きづめだったこともあり、食事を作るのは子どもたちの役割だったという。
「母が玄関で土下座していた相手というのは、おそらく借金取りなのではないでしょうか……。
ただそんな過酷な状況にあっても、母親は子どもたちを厳しくしつけていたそうです。食事時の作法などには“手を上げられることもしばしば。いつも靴べらで叩かれていた。ある意味トラウマ”と東山は語っています」(芸能記者)