横須賀海軍カレーから鹿肉カレーまで!お取り寄せ極上「ご当地カレー」の画像
写真はイメージです

 2021年の新年は、地方色豊かな「ご当地カレー」を試してみてはどうだろう。

「(ご当地カレーは)2000種類はあるでしょう。地域ならではの食材を生かしているので、食欲も興味もそそられますね」(カレー研究家の一条もんこ氏)

 そこで本誌は、手軽に買えるレトルトタイプのご当地カレーから、逸品をセレクト。お好みの味を見つけてもらいたい。まず、一条氏のイチ押しが『呉海軍亭肉じゃがカレー』(広島県)だ。

「どこか懐かしい味わいに、肉じゃがのような具材感も備えていて、食べ応えがあります」

 また、呉と並ぶ旧軍港の横須賀(神奈川県)発祥で、ご当地カレーの先駆け『よこすか海軍カレー』もオススメ。日本の海を守る男たちの気持ちになって、「腹が減っては戦ができぬ」とばかりに、かき込みたい。

 じっくりと味わって食べたい人には、『さらべつ和牛ビーフカレー』(北海道)がいい。

「さらべつ和牛は、年間50頭ほどしか出荷されない超希少ブランド。甘辛のルーで肉のうまみが引き立ち、味の余韻も楽しめますよ」

 こう語るのは東京・浅草で、ご当地カレー専門店『カレーランド』を営む猪俣早苗氏だ。

 同じく、“肉感”がたっぷり味わえる奥出雲和牛の霜降り肉を煮込んだ『奥出雲和牛カレー』(島根県)も、食べる価値アリだ。

 魚好きには、『鯖カレー』(青森県)がオススメ。

「八戸前沖鯖の半身1枚をドーンと使っています。主役の鯖に生臭さを感じないのは、カレーソースのおかげです」(前同)

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