■佐藤二朗の降板もある?
前出の制作会社ディレクターは続ける。
「Aさんは、自身のミスではなく、”あれば絶対に電源が入っていなかった”と何度も主張していたそうです。
今回のBPOから放送倫理違反と判断された、回答権のないエキストラが参加していた件と、タレントAさんのボタンが作動せず事実上“回答権”がなかったこと、これがつながれば非常にまずいことですよね。つまり制作サイドが、都合よくクイズの結果を“誘導”しているかもしれないということ……。さすがにそんなことはないと信じたいですが……」
こうした話が出てくることを考えると、『99人の壁』には以前から不穏な風が吹いていたと言えるのだろう。
「BPOの今回の判断は“当然”という意見が多く聞こえてきています。司会の佐藤さんは、こうした問題は知らないでしょうし、自身にとって初めてレギュラーになったバラエティ番組ですから、ショックも大きいでしょうね。ただ、さらに新たな問題が勃発したら、タレント、そして俳優として傷がつく判断し、降板する可能性もあるでしょうね……」(前同)
番組が大きな壁にぶち当たっているのは間違いないようだ。