■「餃子は自由の象徴です」
――最後に、お二人とって餃子とはなんですか?
蜂須賀 自由の象徴です。自由の女神は餃子を持っているべきだと思います。作中でも言いましたが、具も皮も大きさもどう作るかも自由です。簡単にも作れるし、こだわれる。そうした自由の象徴であることをこの作品を通して伝えたかったんです。
小野寺 同じような思いですね。餃子の「餃」は「食」で「交わる」です。蜂須賀さんが小説で書いているとおり、餃子には人と人とをつなげる機能が備わっている。「あの店の餃子が好き」っていうだけで、話は広がりますから。いま、焼き餃子協会の活動をしているのも、餃子で多くの人をつなげたいからなんです。
蜂須賀 やっぱり餃子はすごい! 言われて、今初めて気が付きました! 餃子には「交わる」という字が入っているんですね。これだけ、餃子のことを書いていたのに気づきませんでした!
取材協力「GYOZA IT.」
日本式餃子を世界へと広める餃子レストラン。これまで味わったことのないGYOZA体験を!
東京都港区赤坂5−4−7 THE HEXAGON1F
小説『焼餃子』著者ד日本一食べる”餃子番長アツアツ対談
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