■『電波少年』の過酷な企画が渡部を救う?
不良が絡んだ企画といえば、松村が挑んだ『渋谷のチーマーを更生させたい』もあった。
「当時、渋谷に多かったチーマーと呼ばれる若者に近づいて注意するという企画だったのですが、松村がチーマーに連れ去られてしまうというまさかの展開は、今となっては伝説となっています。
また、これと似た海外ロケもので、タイで象に覚醒剤を射つ、悪い人たちを注意するという企画もあったのですが、松村は拉致され、現地警察が動員。ギャングがカメラに向かって発砲、最終的に警察との銃撃戦に発展するというとんでもない結末になりました」(前出のお笑いライター)
今回、地上波ではないといっても、今のご時世ではあまりにも炎上リスクが高すぎる企画ばかりだ。
「ほかにも出川哲朗(56)がオーストラリアでゲイに襲われた『ストップエイズキャンペーン』もありましたよね。
今のテレビのコンプライアンス的にどこまでやれるかは未知数ですが、『電波少年』ブランドだから、普通のバラエティ番組よりは突っ込んだ企画が出来るのではないでしょうか。
しかも今の渡部はブランドが失墜していて、タブーが一つもないとも言える。過激な企画に挑戦して、それがミソギだと視聴者に捉えられれば、世間の嫌悪感も少しは払拭できる可能性もあります。そう考えると、渡部にとって『電波少年』での復帰は、最善の場所なのかもしれませんね……」(前同)
『電波少年的渡部の復活プラン』が成功することを願いたいが、はたして……?