■まさかの転落、そして走れない……

 62歳になる太川には、体力的な面でも不安な部分が見られた。

「路線バスの旅はもう10年以上こなしている太川。何度も過酷な長距離の歩きを経験してきたタフなはずの彼ですが、東有野台バス停から有馬温泉・兵衛向陽閣までの徒歩での移動中、突然、道路の横のU字溝に転落してしまったんです。

 太川は転落直後に、前回の『バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』で足を痛めたことを告白。その影響があってか、2日目に明勝寺に向かう最中、“俺はもうだめだ”と走れない宣言しています。その後、軽くジョグで移動したものの、太川は背負っていた自身のリュックを持てていませんでしたね」(前出のテレビ誌ライター)

 これまででは考えられなかったような判断ミス、凡ミス、体力の不安……。だか、こうした太川自身の問題だけでなく、一緒にチームを組むゲストとの“諸突”も度々、話題に上がるのだ。

「今回の『バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』の太川チームは、浅田舞(32)と流れ星ちゅうえい(42)という布陣だったのですが、途中、太川に対して意見するかどうかを2人で話し合っているときに“怖くて言えない”とちゅうえいが話したんです。今回に限らず、『バス旅』シリーズでは太川が絶対的な存在になりすぎてしまい、チームメイトが口出しできない、意見しても太川が跳ねのけてしまうケースが目立ってきています」(前同)

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