■木下を養護する声も
反省の仕方がヘタすぎると、芸人たちが苦笑いを浮かべる中、さんまは「以上です」と木下の出演コーナーを打ち切ろうとした。すると木下はとまどったように「じゃあ、今後どうしましょう?」と救いを求めたが、さんまは「ま、冷たいけど、知らんがな」と言い捨て、スタジオの笑いを誘った。
これを見た視聴者は、ツイッター上で「さんまさんがあんなに頑張って面白くしようとしてるのに木下もはやマジで素人やん」「テレビに出す価値ってあるの? なんか、世間とテレビと芸能界とファンを舐めすぎ」などと、木下の地上波復帰に拒否感を覚えたという声を寄せていた。
その一方で、「TKO木下が自転車でお遍路して番組内で批判されてたけど、車や観光バスでまわっても、まったく問題ないんだが?」「たとえ電動自転車であっても充分に“禊”と言えると思う」「お遍路さんは別に車でもなんでも良かったはず。変に“お遍路=歩き必須”というような風潮をつくるな! 藤本のでしゃばりでしょ」などと、お遍路に関しては木下を擁護する声が多かった。
周囲のいじりを最後までうまく返せなかった木下。テレビ以外の道をと昨年3月から始めたYouTubeチャンネル『木下プロダクション』も、登録者数が2万人弱と完全に伸び悩んでいる。このままフェイドアウトしないためには、さらなる努力が必要だろう。