■櫻井の『SHOWチャンネル』の“好スタート”も……
一方、1月16日にスタートした櫻井の『SHOWチャンネル』は、平均世帯視聴率13.0%(個人8.1%)と上々の滑り出しをみせたようだが……。
「“良いスタート”という報道が多いですが、テレビ番組の初回放送には“ご祝儀視聴率”がつきものです。視聴率3冠をずっと続けている最も強い局、日テレのゴールデンで、初回のご祝儀もついて13.0%は決してそこまでいい数字とは言えませんし、油断はできないでしょうね。初回で9.0%だった『VS魂』に関しては、すでに相当厳しいのが明白ですよね」(前出の放送作家)
安泰ではないという2つの“嵐ブランド”番組。そして、そこに、“嵐のメンバー共演は2人まで”ルールが乗っかってくる。
「もともと嵐は、“5人そろわないと数字が取れない”と言われていたんです。それなのに、今後、3人以上嵐のメンバーがそろわない『VS魂』と『SHOWチャンネル』は、“嵐カラー”はますます薄まっていってしまう。次回の『SHOWチャンネル』には、KAT-TUNの亀梨和也(34)が出演するようですが、嵐色が薄まった番組をジャニーズの人気タレントや勢いのある若手でなんとかフォローしていこうという戦略ですよね。
ただ、『VS嵐』を受け継いだ『VS魂』が特にそうですが、やはり嵐の5人ありきで始まった番組。嵐の5人を見られることを求めていた視聴者が大半である以上、番組を“継続”すること自体に無理があった、という声は多いですね。尻すぼみになっていく可能性は高い、と見る制作関係者は少なくないですよ」(前同)
「2人までしか共演しない」というしばりのせいで、5人の再集結を前に『VS魂』と『SHOWチャンネル』が終了してしまう、なんてことにならなければいいが……。