■少ない役者活動からいきなり大河主演

 前出のワイドショー関係者は続ける。

「スポンサーの顔色を伺う必要のない公共放送のNHKとはいえ、大河ドラマや朝ドラは視聴率が話題になりますし、他のバラエティ番組などでも、制作サイドは明確に数字を意識しているといいますね。だから、潜在的に多くのファンを抱えているわけではないが実力は間違いない俳優、活力溢れてフレッシュな新人女優よりも、人気と知名度のある役者を選びがちになってしまうのでしょう」

 松本に対しても、「冷静に考えて2年後の嵐ブランドのない実力もない松本潤が大河の主役ってなにかあるのか?」「また視聴率稼ぎか?」との厳しい意見がネット上にもある。

「松本さんは嵐のライブの演出も担当していたせいか、この5年の連ドラ出演は2016年と2018年に『99.9』の2作だけ。単発ドラマも2019年7月の『永遠のニㇱパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』のみ。映画も2017年の『ナラタージュ』1本と、役者としての活動が少ない。

 そこからいきなり大河の主演ですから、“人気取りのためのキャスティング”という声が出てくるのは仕方ないでしょうね。放送2年前の段階で、すでに松本さんには逆風が吹いていると言えるかもしれませんね……」(前同)

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