■“区切り”を強く意識している二宮と櫻井

『ARASHI‘s Diary -Voyage-』の第20話で二宮は、「現状、本当いつ合流するかわからないわけだから。こんなに、同じ環境で同じことでワイワイできる人たちと、今度いつ会うかわかんなくなるわけだからさ。楽しんどかないとね、なんかもったいないよ」と語っている。

 同配信の第23話で櫻井は、活動休止の最後の瞬間に向けて、「瞬間瞬間が愛おしい。楽しければ楽しいほど切ない。学生時代の卒業式とも違う。感じたことない日々。気づかないうちに終わったほうが気楽。じわりじわりとラストが近づいてきている」と心境を明かしていた。

「二宮はあくまでもドライに語っていますよね。櫻井は“学生時代の卒業式とも違う”と語っていますが、“卒業式”という単語を出しているように、一つの大きな区切りであることを意識しているのは間違いない。今、体と心をゆっくりと休ませている大野は別にして、二宮、櫻井と、すでに“2021年以降の嵐”を考えていると言われる相葉と松本との間には、温度差がありそうですね。

 やはり、グループの再集結の中心人物になるのは相葉と松本でしょう。再集結に前向きな相葉と松本、フラットな櫻井と二宮、芸能界とは距離を置きたい大野という“2対2対1”という構図が現在あると言えそうです。しかし、それは時間が経てば変わっていくものかもしれません。21年間、特に最後の壮絶な2年間を終えたのが今。1年、2年と時間が経つ中で、メンバー全員の心に“また嵐でやりたい”という思いが灯ることを、多くのファンは期待しているのではないでしょうか……」(前出の女性誌ライター)

 2024年の嵐デビュー25周年に再集結という報道もあるが、はたして――。

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