■コア層の視聴率とギャラ問題?
3月の終了が発表されている日本テレビの『メレンゲの気持ち』などは、世帯視聴率は悪くなかったものの、番組のメイン視聴者層がコア層よりも上の年代ということで、打ち切りが決まったとされる。
「TBSの『噂の!東京マガジン』や『爆報!THEフライデー』も同様でしょうね。『ひるおび!』についても、若い世代の個人視聴率を狙いたいから、という理由で打ち切りの話が持ち上がっているのかもしれません。
また、ギャラの面も大きいでしょうね。『噂の!東京マガジン』や『爆報!THEフライデー』も大御所タレントが出演していますが、恵さんのギャラも決して安くはないでしょうからね」(前出の民放キー局ディレクター)
TBSでは、立川志らくの『グッとラック!』が終了し、麒麟の川島明(41)がMCを務める『SUNNY(仮)』がスタートするとも報じられている。
「志らくさんから川島さんに代わるのも、若いコア層の視聴率を狙っていきたいからでしょう。それに大物落語家の志らくさんに比べたら川島さんのほうがギャラも圧倒的に安く、もしかしたら半額ぐらいかもしれません。
仮に志らくさんのギャラが1本100万円で、それが50万円になるというのは、かなり大きい。帯番組は毎日のことですから、年間でみると億単位の削減になる。TBSもコロナ禍で各局同様、広告収入が激減していて、大幅な制作費の削減が図られています。『ひるおび!』終了の噂も、恵さんがどうこうというよりも、コア層対策や制作費の見直しの一環で、ささやかれるようになったのかもしれないですね」(前同)
今年10月、『ひるおび!』は12年の歴史に幕を閉じることになるのだろうか――?