■井上真央は大河主演後に

 井上は母親の勧めで、5歳から子役として芸能活動をスタート。2004年に学業に専念するために芸能活動を休止し、同年、それまで所属していた事務所から松嶋菜々子(47)などが所属する女優系の芸能事務所『セブンス・アヴェニュー』に移籍して芸能活動を再開させた。

「井上の出世作となったドラマ『花より男子』(TBS系)ですが、ドラマ化について権利を持っていたのはセブンス・アヴェニューだったんです。女性社長はかなりのやり手で、“この作品の主役をあなたに任せたいからウチに来てほしい”と井上を誘ったといいます」(ワイドショー関係者)

 その後、同作をきっかけに井上はスターダムを駆け上がり、2011年にはNHK連続テレビ小説『おひさま』で、2015年にはNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で主演を務め、国民的女優の仲間入りを果たした。

「しかし、『花燃ゆ』終了後の2016年にセブンス・アヴェニューから現在の事務所に移籍しています。井上の母親は超一流女優となったはずの井上のギャラが“安すぎる”と不満を抱き、独立を申し入れたといいます」(前出のワイドショー関係者)

 古くは、宮沢りえ(47)の母親は“りえママ”と呼ばれ、彼女のマネージャーやプロデューサーとして業界内で知られた存在だった。

「宮沢に対しては“母親の操り人形”という批判もありました。また、150万部を売り上げた伝説の写真集『Santa Fe』が発売された際、ビートたけし(73)は“娘をヌードにさせないのが親なのに考えられない”とも話しています」(前同)

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