■窪田が歌手になる?
「人斬り・河上万斉を演じた窪田正孝(32)にも注目ですね。万斉は“何事にも重要なのはノリとリズム”を信条とするキャラで、鍔のない刀を隠した三味線を背負い、サングラス・革コート・ヘッドホン・大型バイクといったミュージシャンのようなビジュアル。映画では三味線を弾く場面があるほか、原作漫画では“音楽プロデューサー・つんぽ”(元ネタはつんく♂)として活躍する場面もありますね」(前出の映画ライター)
窪田は13年に映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で劇中歌のCDを出したり、20年5月には森永乳業「マウントレーニア」のCMではっぴいえんどの『風をあつめて』のカバーを披露したりと、たびたび歌唱力が話題になるが、本格的な歌手デビューはしていない。
「たとえば三浦春馬さんや杏(34)のように、俳優業と別に本格的な歌手デビューをする俳優は珍しくない。窪田には需要もあるし、十分考えられますよね。
『銀魂2』公開後の20年、窪田はNHK連続テレビ小説『エール』で、高校野球の代名詞『栄冠は君に輝く』など、数多くの名曲を作曲した古関裕而がモデルの主人公を演じました。ある意味、これも“予言”と言えるかもしれませんね(笑)」(前同)
アカデミー賞は小栗の実力だが、『銀魂』の“予言”も後押ししてくれたのかも!?