■『VS嵐』の視聴者が裏番組に流れてしまった?

 初回放送では、風間はコロナウイルス感染による療養のため電話での出演。また、相葉も体調不良で1月14日と21日の『VS魂』は2週連続で欠場することになってしまった。

 そのため、1月14日の放送では二宮和也が、21日の放送では関ジャニ∞村上信五(39)が相葉の代打として出演した。

「ただ、二宮の出演回の世帯視聴率も、9.1%と1桁台、村上の出演回に至っては6.4%ですからね。嵐が2019年1月に活動休止を発表して以降、『VS嵐』にも注目が集まり、世帯視聴率は11%前後をキープしていました。それから2%強も数字を落としていて、村上の代打回に至っては、即打ち切りレベルの数字。番組は開始から1か月足らずですが、すでに“詰み”の状態にあると言えるかもしれません」(前出の制作会社関係者)

 放送作家は話す。

「個人視聴率に関して言うと、『VS魂』は同時間帯ではテレビ東京の次に悪い数字です。木曜19時にはTBSで『プレバト!!』が、テレビ朝日では『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』が放送されていますが、今まで『VS嵐』を見ていたシニア層などは、この2番組に流れてしまった可能性が高い。そしてコア層(13~49歳)は日本テレビで放送されている『THE突破ファイル』に流れてしまったのではないでしょうか。

 要するに、嵐の5人だから見ていた、という若い層、年配層ともに他局に流れているということですね」

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