■「22歳定年制」でJr.の大量流出は必至
芸能プロ関係者は話す。
「滝沢秀明副社長(38)は芸能界引退前後からJr.の待遇改善に尽力していて、ジャニー喜多川氏の遺志を継ぎ、Jr.を守る立場をとってきました。おそらく、『22歳定年制』の導入には消極的だったのではないでしょうか。実際、彼は昨年、20代後半のメンバーが多くいるグループSnow Manをデビューさせ、大ブレイクに導いたわけですからね。
また、滝沢氏は、事務所の体制を抜本的に変えるような制度をすぐに導入できるほどの権限も持っていないとささやかれています。『22歳定年制』に積極的だったのは、元々Jr.に興味がなかったという藤島ジュリー景子社長だと言われていますね」
「22歳定年制」の導入で、多くのJr.がジャニーズ事務所を退所することが予想される。
「嵐も関ジャニ∞もJr.を経てデビューをしているわけですが、『22歳定年制』と『PRODUCE 101』の台頭で、男性アイドル界には激変が起こるかもしれません。
才能がないJr.が辞めていくのは、強いものしか生き残れない芸能界では仕方のないこと。しかし、才能がある若い子が、Jr.の『22歳定年制』を嫌って、最初からジャニーズに入る選択肢を排除したら……。そういう事態になれば、男性アイドル業界におけるジャニーズ一強時代が終焉を迎える可能性もあるでしょうね」(前同)
ジャニー喜多川氏が築き上げたジャニーズ帝国……その崩壊も近いのだろうか――。