■仕事が増えた鈴木と、減った石橋
「１８年、保奈美さんは、織田裕二主演の『ＳＵＩＴＳ／スーツ』（フジテレビ系）にレギュラーとして出演しました。しかも２４年ぶりの月９出演、そして、伝説のドラマ『東京ラブストーリー』以来、２７年ぶりの織田との共演ということで、大いに話題になりましたよね。石橋さんが織田さんとの共演を気にし、撮影に際して、門限までに必ず帰宅すること、といった条件をつけた、という報道もありました。
保奈美さんはそれ以降、１９年にはフジテレビ開局６０周年記念作の『大奥 最終章』、２０年は好評を受けての『ＳＵＩＴＳ２』（フジテレビ系）、『３５歳の少女』（日本テレビ系）と女優業が絶好調。これには、タカさんも思うところがあったかもしれません」（前出の女性誌記者）
鈴木が大活躍した局は、石橋にとって人生そのものとも呼べるフジテレビ。石橋は『みなさんのおかげでした』以外にも『ねるとん紅鯨団』や『夕やけニャンニャン』などなど、８０年代から多くのフジのバラエティに出演してきた。
『おかげでした』が終わり、精神的にも落ち込んでいたタイミングで、妻の鈴木が立て続けにフジテレビのドラマに出演するーー。夫婦の間ですれ違いが起きても、不思議ではない。
「『情熱大陸』の中で自身が語っているように“言い訳ばかりしても始まらない。やるのか、やらないのか”“好きなのか、好きじゃないのかどっちなのか”という理由で吹っ切れてタカさんはＹｏｕＴｕｂｅを始めています。
１８年の『女性セブン』（小学館）に“鈴木保奈美が働くほど『石橋に仕事がない』という話題が出るのに嫌気がさしている”という報道もあったように、ＹｏｕＴｕｂｅを始めるまでは精神的に鬱屈としたものがあったのではないでしょうか」（前同）
