■国分太一MC番組が連続爆死
TOKIOの国分太一(46)をMCに迎え、2014年3月よりスタートした『いっぷく!』では、前身番組の『はなまるマーケット』のスタイルを引き継いで、生活情報企画、料理コーナー、ゲストをスタジオに招いてのトークコーナーを展開。加えて、ワイドショーのような芸能やスポーツニュースなども扱った。
しかし、初回の視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、以降も1~3%と停滞を続け、番組はわずか1年で終了してしまった。
「当時の国分さんといえば、現在と比べても圧倒的に人気と勢いがありました。にもかかわらず、『はなまるマーケット』の路線を中途半端に引き継いだために、これまでの視聴者も離れていってしまい、『いっぷく!』は短命に終わってしまった。その後、国分さんのMCはそのままに、真矢ミキさん(57)が加入して『ビビット』がスタートしたものの、こちらも4年半で終了。
そして、後継の『グッとラック!』も寿命はわずか1年半と、『はなまるマーケット』が終了して以降のTBSの午前8時は完全に“死に枠”になってしまった。TBSにはこの苦い経験があり、同じ失敗をしないよう、一部で報じられていた『はなまるマーケット』のような番組をスタートさせるつもりは毛頭なかったと聞こえてきていますね」(前出の民放キー局ディレクター)
新番組『ラヴィット!』は、長年続いたTBSの“死に枠”から脱却することができるのだろうか――?