山田裕貴『ここは今から倫理です』“異常な振り幅”に「役柄が混乱してバグる」の画像
山田裕貴

 1月16日から放送されているドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK)で、主人公の倫理教師・高柳を演じている、山田裕貴(30)の演技の幅広さが多くの視聴者を驚かせているようだ。

 同ドラマは、雨瀬シオリの同名コミックを実写化したもの。ミステリアスでクールな倫理教師が、いじめ、合意の無い性行為、深夜徘徊、ドラッグ、自傷行為など、シリアスな問題を抱えた生徒たちに、“倫理と哲学の言葉”を投げかけて立ち向かう異色学園ドラマだ。

 山田は11年放送の特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。17年放送の『おんな城主 直虎』(NHK)で大河ドラマ初出演を果たし、19年放送の広瀬すず(22)主演の朝ドラ『なつぞら』(NHK)では、主人公の高校のクラスメイトで、菓子屋「雪月」の一人息子・雪次郎を演じた。

 また、『HiGH&LOW』(日本テレビ系)で予測不能な性格の番長、『ホームルーム』(MBS)で変態ストーカー教師など、狂気じみた役も演じている。昨年10月期放送の『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)では、犯罪行為をいとわず、生徒にクラス担任殺害をけしかけるなど、反社会的な教師役を怪演。強烈なキャラが話題になった。

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