■『報ステ』での古館からの圧力

『サワコの朝』で、小川アナはテレビ朝日時代の『報道ステーション』でコンビを組んだ古舘伊知郎(66)との5年間について振り返った。

 小川アナは「古舘さんには本当に鍛えていただいたと思います。毎回、毎日試練です」と切り出し、

「(報ステは)カメラの前に原稿が出るようなシステムをまったく取っていなくて、VTRの導入部分だったり、VTRの受けの部分は原稿を見ずに“自分の言葉にして伝えなさい”と。古館さんが“ニュースを自分の中で理解して、咀嚼できていれば、自分の言葉でよどみなく出てくるはずだ”」

 と言われたと明かした。

「小川アナは2007年にテレビ朝日に入社し、2011年から『報ステ』の3代目サブキャスターに就任しています。当時26歳だった小川アナが、これほどレベルの高いことを要求をされるというのは相当なプレッシャーだったでしょうね」(前出の女性誌記者)

 最初のうちは、必死に原稿を覚えるところから始めたという小川アナだが、原稿を暗記していることを古館に察知されると「10秒前とかに“ちょっと原稿貸して”って言われて、赤ペンで原稿を直されて、“こっちのほうが伝わると思うから、これでいきなさい”って言われて……」と本番中に原稿を書き換えることもあったと語ったのだ。

「2013年8月の『週刊ポスト』(小学館)では、小川アナが古館の関係に思い悩み、同僚の送別会で『報ステ』の話になると涙を流したと報じていました。あの報道から約8年が経とうとしているわけですが、『サワコの朝』での発言は、報道は事実だったと認めたということですよね」(前同)

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