■テレ朝を残すのみとなった

 SMAPといえば『スマスマ』のおかげでフジテレビのイメージが強いが、解散前の香取や草なぎにとって、テレビ朝日は、もう一つのバラエティ主戦場と呼べる局だった。香取は教養バラエティ番組の『SmaSTATION!!(スマステ)』、草なぎはユースケ・サンタマリア(49)といろいろなことに挑戦する『「ぷっ」すま』で、それぞれ活躍していたが、両番組終了後は、テレ朝で見ることはなくなっている。

ちなみに『「ぷっ」すま』は、草なぎのジャニーズ退社後も18年3月末まで続き、19年からはMCと制作会社が同じ『なぎスケ!』(Amazonプライム)として、事実上のリニューアルが行われて、現在も配信されている。

「テレ朝の番組への出演がないのは、テレ朝の『ミュージックステーション』が影響している可能性もあります。『Mステ』は昔からジャニーズと関係が深く、“ジャニーズ事以外の男性アイドルグループを出演させないように互いに圧力と忖度があった”という話もある。現在も多くのジャニーズが出演している現状で、テレ朝はJとの関係を悪化させたくない、という忖度があるのかもしれませんね」(制作会社関係者)

 もっとも、現在の『地図』が主戦場としている動画配信サービス『ABEMA』は、テレビ朝日が出資しているインターネットテレビ局。始まった経緯も「テレ朝最高経営責任者の早河洋会長・CEOと、サイバーエージェントの藤田晋社長が酒席で意気投合した」というものだけに、早河会長自身には『地図』の3人への悪印象はないはずだ。

「着実に露出も増えているし、草なぎ主演の『ミッドナイトスワン』が日本アカデミー賞に選出されたり、香取の『アノニマス』が盛り上がったりと、需要はあることは間違いない。もう少し待てば、いずれはテレ朝のバラエティ番組にも、『地図』メンバーがするのではないでしょうか」(前同)

 民放へ復帰を果たし、気付けば残す局はテレ朝のみとなった『新しい地図』。テレ朝バラエティに出演した日が、本当の意味で地上波への復帰記念日となるに違いないーー。

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