■有村を高く評価
「佐藤は有村を気に入っているのか、16年の『何者』初日舞台挨拶で“1番モテそうな人”という質問で有村を指名し“それは愚問じゃないですか。モテるでしょ実際に”としたり、19年の『ユアストーリー』完成報告会見では“舞台に立っているように表現すると、(声の演技は)よりよくなる”とアドバイスを送ってくれたことを、有村が感謝する場面がありました」(前出の専門誌記者)
『るろうに剣心』で、有村は“巴”という剣心の過去を知る重要人物を演じているが、佐藤はこれについても、
「僕の中に七年間(※実写第一作目が公開された2012年)内包されていたものが、突如実体を持って目の前に現れました。巴として初めてお会いするはずの有村さんに、どうしようもない懐かしさを感じました。それからの撮影の日々は、辛く悲しくありながらも夢のようで、今思い返しても、あんなにも美しく、そして儚い時間を過ごした経験はありません」
と、非常に熱いコメントをしていた。
「有村も、圧倒的な演技力で知られていますよね。佐藤と共演したり、高く評価したりした女優はもれなく大活躍しているところを見ると、『るろ剣』を経ていま以上に大活躍するかもしれません」(前同)
20年10月に『東京ドラマアウォード2020』で、「女心がわかるかというと難しい」としていた佐藤。これだけの女性を見る目の実績を見ると、またまたご謙遜を、というほかはないーー。