■誰が聞いているか分かるのが怖い、と指摘

「話しさえ合えば、ふつうでは絶対に接点のない著名人とも会話できる」という利点もあるのだが、聴く側も話す側も実名ゆえの悩みをおぎやはぎは解説した。

「おぎやはぎの2人は“ラジオリスナーみたいに、素性がバレずに面白い話を盗み聞きしたい”というスタンスで一致しており、小木は“自分の顔出ちゃって、向こうも『コイツ聞きにきてんの?』っていう感じになる”“知り合いになると恥ずかしい”としていました」(前出の専門誌記者)

 矢作は最近になってタレントのIMALU(31)が「クソガール(※『メガネびいき』リスナーの通称)です」と告白してきたことを驚いたことを例に出し、

「(ラジオは)言われて初めて(リスナー)知るわけじゃん。でも『Clubhouse』じゃパッと誰が聞いてるか見えてて。それですげぇ先輩芸人が聞いてる。たとえば“松本人志が聞いてる”ってもし分かったらすげぇ、喋るのが(怖い)」

 と話し、小木も、

「俺もう震えちゃう。すぐ抜けちゃうよ部屋。そこが怖いのよ。それ」

 と、同意する様子を見せていた。

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