■長瀬智也をプロレス専門誌が絶賛

 第1話のプロレスシーンでは寿一は“ブリザード寿”として素顔で登場しており、長瀬本人が戦っていることが分かった。しかし、第3話ではマスクをかぶっているうえ、高度な空中殺法を披露したため、多くの視聴者はプロがスタントマンとして戦っていると思ったのだ。

 だが、放送後、同ドラマのプロレス監修を務めていて、長瀬と幼なじみであり、総合格闘家でプロレスラーの勝村周一朗(44)が「智也のティヘラやばくないですか!? 跳ね起きもトップロープ登るのもスタントなしの本人! 2人同時に投げた技も凄かったでしょ!?」とツイッターに投稿し、視聴者だけでなくプロレス関係者も驚がくした。

 また、DDTプロレスリングの高木三四郎(51)もツイッターで「スタントなしでご本人がやられてるとの事でしたが跳躍力と体感が強くないとなかなかできない技です」と称賛。プロレス専門誌『ファイト』(ファイト!ミルホンネット)も「42歳のド素人が、あれだけの空中殺法を披露したら、本職のプロレスラーの立つ瀬がない」と、サイトで報じていた。

 ちなみに、ティヘラとは、スペイン語で“ハサミ”という意味で、相手に飛びついて頭を両足で挟み込み、自身の体が回転する勢いで相手を投げ飛ばす技の総称。日本ではヘッドシザース・ホイップと呼ばれているプロレス技のことだ。

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