■『孤独のグルメ season final 究極の晩餐』を提案

『孤独のグルメ』といえば、ドラマの本編終了後に原作者の久住昌之氏がドラマに出てきた店を実際に訪れて、料理を堪能する「ふらっとQUSUMI」のコーナーも好評だ。

 しかし、松重はこの「ふらっとQUSUMI」について、「食べるだけなら、な~んにも文句ないんですけど、久住さんは麦ジュースって言い方をして、必ず飲まれるじゃないですか? あの言い方が腹立つんですよ!(笑)。飲みたいんですよ、僕も! 本当にワンカット撮るたびに“ビール持ってこい!”って叫んでますからね、現場では」と語っている。

「松重さん演じる井之頭五郎はお酒が飲めない“下戸”キャラですからね。一方の松重さんは大の酒好きです。美味しい料理をお酒とともに楽しみたいというのが本音でしょうが、ドラマでオーダーできるのは白飯とウーロン茶。そういったところにもストレスを感じているのかもしれませんね(笑)」(前出のテレビ誌編集者)

 松重は2018年、シーズン7の制作が決まったときの心境を聞かれて「視聴率も頭打ちなので、この際、閉店商法で『孤独のグルメ season final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが却下されました」と自虐的に語っている。

「これも松重さんなりのリップサービスなのでしょうが、本人はシリーズの継続に否定的な思いもあることがうかがえます。ただ、昨年12月の『文春オンライン』のインタビューでは、コロナ禍で飲食店に行けない状況が続いている中で、“『孤独のグルメ』が必要とされている”とも語っています。

 また、松重さん自身も“これを面白く思わないと損”だと考えるようになったと明かしていました。7月からスタートするシーズン9では、心機一転、夏の暑い最中に、次々と注文し、ご飯を片手に絶品料理をかき込む井之頭五郎の姿を見られるのではないでしょうか。そしてまだ、今年の大みそかも松重さんの豪快な食べっぷりに期待してしまいますね」(前出の制作会社関係者)

『孤独のグルメ』が、『紅白歌合戦』や『絶対に笑ってはいけない』に並ぶ、大みそか恒例番組になる日も近い!?

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