■「小倉ベース」は完全に趣味の世界
「小倉ベース」は小倉自慢の自宅のオーディオルームに、今をときめく若手芸能人を呼ぶことをコーナーのウリにしている。
「小倉さんの自宅地下、つまり小倉ベースには約60畳という、映画館さながらのオーディオルームがあり、5000万円ほどの費用がかかったとも言われています。小倉さんは最後に『とくダネ!』で自慢の部屋やコレクションを披露したかったというにもあるのかもしれませんね。
ただ、小倉さんの自宅は東京23区でもかなり外れのほうにある。お台場にあるフジテレビからの距離は20キロ以上、車で1時間以上はかかります。『小倉ベース』の収録のために毎度、小倉さん邸まで駆り出されるというのは、スタッフにとっても負担でしょうね」(前出の制作会社関係者)
また、グループの活動も忙しいキンプリの永瀬や、『鬼滅の刃』関連の仕事で2020年は秒刻みのスケジュールをこなしていたLiSAにしても、大いに負担になったかもしれない。
「小倉さんが会いたい人を、自慢のオーディオルームに招待するというのは、視聴者ファーストではなく、もはや小倉さんの趣味ですよね。それでも22年間、番組のために頑張ってきてくれた小倉さんのことを思い、“もう何も言わず、したいようにさせてあげよう”と番組上層部もなっているそうです……」(前同)
『とくダネ!』終了まで残り45日。小倉は無事に、フジテレビでのラストランを終えられるだろうか。