■西野の雲行きが怪しいもう1つの理由
成功する「辞めタレ」の一方で、西野のように、雲行きが怪しい「辞めタレ」もいる。特に西野の場合、先述のファンを”癌”呼ばわりした以外にも、新たな問題が浮上しつつあるのだ。
「西野が手掛けた『プペル』は実に好評で、ファンが何度もリピート鑑賞していることがSNSで話題になっているほか『第44回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞』を受賞したりと、まさに絶好調。
ところが、作中の世界観をリアルに再現した『プペル美術館』を自身の出身地である兵庫県川西市に建設する町おこし計画が、うまくいっていないようなんです」(スポーツ紙記者)
2月23日号の『女性自身』(光文社)によると、18年9月に土地は購入したものの、いまだに更地のまま。美術館建設については吉本興業と連携する予定はなく、今後の計画の見直し予定もないという。
「しかも、2月9日の『東スポWeb』で西野は“10億円じゃきかないと思います” “計画の)最初から10億円……たぶんもうちょっと(かかるの)を、どうやって用意しようかなかっていう問題なので、吉本を辞めようが辞めまいが関係ないです”“吉本からはさすがに借りづらいよねってだけの話”と、巨額が必要なことを明かしているんです。
着工が止まっているわけではなく、地元関係者と前向きに協議中としていますが、ファンからのクラウドファンディングなどでまかなえるのか……。初のファンクラブ開設とイベントを楽しそうに告知している米倉とは、対照的な報道となってしまいましたね」(前同)
米倉は11月10日号の『婦人公論』(中央公論新社)のインタビューで独立について、
「『自由』というのがくせ者なんですよねぇ。必ず『責任』がセットになっているのですから」
としていた。”癌”発言に美術館問題。西野は、どのように責任を果たすのかーー。