■退所以降、タブーだった“森且行”

 森選手がSMAPを脱退して、オートレーサーになるためジャニーズ事務所と芸能界に去ったのは1996年5月のこと。SMAPの代表番組となった『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)の放送が始まった翌月という電撃的なタイミングでの転身だった。

「森選手は、オートレースの試験を受験したことはジャニーズ事務所、SMAPのメンバーにも内緒にしていたそうです。独断で転身に向けて動いた森選手に、当然、ジャニーズは激怒。退所後もジャニーズと関係の深いテレビや一部スポーツ紙では、森選手をレース結果を伝えること以外で取り上げることはタブーになっていたといいますね」(前出の夕刊紙デスク)

 その後、2014年7月放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で、森選手がSMAPメンバーにあてた手紙が番組で読まれる演出がなされた。

「徐々に“解禁”されてきた森選手ですが、極めつけは昨年11月、森選手が日本選手権で優勝した際ですよね。SMAPのメンバーで唯一、ジャニーズに籍を置く木村拓哉(48)が事務所を通じて“それぞれの選んだ道で、それぞれが掴むもの。今後も健闘を祈ります”と祝福のメッセージを送ったんです。これでジャニーズ内での“森選手タブー”はなくなったと言われました」(前同)

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