■草なぎ効果で視聴率アップ作戦か

「わずか3分の出番ながら、SNSは草なぎの慶喜の話題で大盛況でした。吉沢はもちろん人気俳優ですが、“ふだんは大河ドラマ観ないけど、草なぎが出るなら観てみようかな”というSMAPのファンも多いことでしょう。ここ近年の大河ドラマは、主役以上に豪華な大物俳優をわき役に起用する傾向がありますが、今回の草なぎもそのパターンかもしれないですね。

 前作『麒麟がくる』でも、本木雅弘(55)が戦国武将・斎藤道三を演じていましたが、中盤で死亡するまで視聴者に強烈な印象を残していましたね」(前出の女性誌記者)

 近年では19年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に竹野内豊(50)や中村獅童(48)といった渋いキャストを起用し、人気を博したのは、記憶に新しい。

「ちなみに、ネット上のネタとしては“西田敏行だけで全キャラを網羅できる”とされるくらい西田=大河ドラマの印象が強く、西田を楽しみに大河ドラマを見るファンもいますね。

 実は草なぎも、SMAP時代から視聴率男として定評がありました。これを見越しての起用だったのかもしれませんね」(前同)

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