■どんなキャラなのか

『無限列車編』で炎のような赤と黄色の派手な髪色をした炎柱・煉獄杏寿郎のドラマが深く描かれたように、『遊郭編』では天元が濃く描かれると思われる。いったい、どのようなキャラクターなのか。

「天元の得意とする『音の呼吸』は、斬撃を叩きこむごとに轟音が響くのが特徴です。絵と文字しかない漫画から、アニメになった際にその“音”がどう表現されるのか、期待しかないですね。

 パーソナリティについては、“派手に”が口癖の伊達男です。部下に“俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらえ”と言ったり、傲岸不遜に思える部分もありますが、それ以上に部下を大切に扱う体育会系の兄貴分です。ビジュアルは輝石をあしらった額当てを着け、パンクファッション風の化粧と、まさに“派手”ですね」(前出の専門誌記者)

 ちなみに、化粧を落として髪形を変えるとシンプルなイケメンであり、これを利用して変装をする場面もあるらしい。ほかの『柱』の例に漏れず、悲しく重い過去を背負っているキャラクターでもある。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4