■「チーム霜降り明星と同じ熱量はないねん」

 西野だけではない。安価な報酬で仕事やスタッフを募集し、炎上してしまった有名人は少なくない。霜降り明星粗品(28)もその1人だ。

 2020年10月、霜降り明星はYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」にアップした「【編集スタッフ募集】この動画を編集してご応募ください!!【霜降り明星】」と題した動画で、編集スタッフを募集。

 これまで、同チャンネルの編集は10人ほどで行ってきたものの、手が足りなくなってきたため、新たに編集スタッフを募集することになったという。

 応募条件は「熱量のある人」というだけで、「しもふりチューブ」にふさわしい編集ができる人物をオーディションで選出すると告知。

 しかし、求人するうえで最も重要な要素である報酬などについては「条件・報酬などは審査を通過された方にご連絡いたします」となっていたため、動画のコメント欄には「スタッフ募集で報酬に触れないのはすごく違和感」「給与ははっきりさせたほうが」といった指摘が寄せられた。

 ファンがSNS経由で「編集募集のYouTubeの動画、報酬のこと書かれていないのが違和感あるってコメントに書かれていましたよ!」と問いかけたところ、粗品は「報酬ほしくて応募してくるヤツに、チーム霜降り明星と同じ熱量はないねん」と切り捨ててしまった。

 粗品のコメントに、ネットでは「これはマジで見損なったわ」「こんなに稼いでるんだから報酬くらいきちんと出したらいいのに」「なるほど、つまり霜降りは報酬ほしくてYouTubeやってるわけじゃないのか。じゃあ広告収入を全額寄付するんだよね?」と批判的な声が多数上がってしまった。

「実際に採用する人には相応の報酬を払うつもりだったのかもしれません。ただ、いかにも“やりがい搾取”的な粗品の言い方が炎上を招いてしまったのでしょう」(前出のWEBライター)

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