■木村が人間的に大きく成長した体験だった

「木村は、“ニューヨークで暮らす会社員が生活に飽き飽きしてカウボーイ生活に挑戦する”という91年の映画『シティ・スリッカーズ』を観て、自分も通じるところがあったらしく、“なんか自分たるんでるんすよ”“一皮むかないと、ちょっとね”と、カウボーイへの意気込みを当時の番組で語っていました」(番組を視聴したWEBライター)

 その後、本格的なカウボーイの体験を行った結果、

「いままでの自分にザマァ見ろって感じ」「ここにもう一人木村がいたら、足蹴にしてやりたいね。“参ったかこの野郎!”って(笑)」

 と、自分の成長ぶりを実感していた。

 番組で、アート氏は木村について、

「カウボーイとは自分の仕事を愛するやつさ。ハートがあって、一生懸命仕事をするヤツだよ。タクヤはハートもやる気もあるし、努力しようという心があるよ。“昼飯にする?”“いや、ロープの練習をしたい。”そういうところが、俺は好きだよ」

 としていた。仕事に関するストイックぶりは、すでにその時から表れていたのだ。

「アート氏の家族と交流を楽しむ場面もありました。木村は“この仕事は楽しい?”“お父さんみたいになりたい?”と彼の家族に興味津々で、この頃から結婚や家庭を持つことへのあこがれを覗かせていましたね。別れの際は、今回『木村さ~~ん』で話していた通り、

“お返しは、また戻ってきてアートの仕事を半年でも手伝うこと。約束するよ”

 と、涙をこらえて話していました。泣かなかった理由は“カウボーイは、泣いちゃいけないから”。さすがキムタクですね……」(前同)

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