■井ノ原主演『特捜9』で勃発した“いざこざ”

 津田は、日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)に出演することが明らかになっているが、同作への出演についても「大杉さんに呼んでもらったのかなって思うぐらい、温かい現場でした」とインタビューで語っている。

 大杉さんから「俳優はこうであるべき」といったことは一度も言われたことはないが、よく「現場がすべてなんだ。現場が楽しければ作品がイマイチでもそれは別にいい」と言っていたことを振り返った。

「津田は大杉さんやさまざまな映画、ドラマの諸先輩から多くのことを教わったのでしょう。ただ、大杉さんがよく言っていたという“現場がすべて”“現場が楽しければ”という言葉から思い出されるのが、津田が出演する『特捜9』(テレビ朝日系)での“いざこざ”ですよね」(前出の芸能記者)

 V6井ノ原快彦(44)が主演を務めるドラマ『特捜9』シリーズ。2018年のシーズン1、2019年のシーズン2が好評を博し、2020年4月からのシーズン3も、平均世帯視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大成功を収めた。

 ドラマの前身は2006年から2017年まで放送されていた『警視庁捜査一課9係』。主演を務めていた渡瀬恒彦さん(享年72)が2017年3月に逝去したため、同作に出演していた井ノ原がバトンを受け取る形で『特捜9』がスタートした。

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