■東京五輪の裏側はドロドロ……

 開催まで約5か月というタイミングで、東京五輪には新たな問題も発生している。これまで東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会会長を務めてきた森喜朗元首相(83)が、女性蔑視と受け取れる発言の責任をとって会長職を降りてしまったのだ。

「森前会長の指名を受けて、後任にはJリーグの初代チェアマンを務めた川淵三郎氏(84)が就任すると見られていたのですが、“密室人事”だとの批判が集まったこともあり辞退。その後、後任人事のために組織委員会はアスリートを中心とした8人のメンバーによる候補者検討委員会を設置しました」(前出の夕刊紙デスク)

 候補者検討委員会は2月17日に2回目の会合を実施。その後、橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣(56)に候補が一本化されたと複数メディアが報じた。

「ただ、橋本大臣が就任の要請に難色を示しているとの報道もあり、これで決定というわけではないかもしれません。2月18日の『週刊文春』(文藝春秋)では、橋本大臣の過去のセクハラ疑惑も報じられました。森氏の後任会長の問題は、まだひと悶着ありそうですよ」(前同)

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